入園を希望される皆様へ
令和８年度
本園の保育について
1. 保育所型認定こども園（平成27年4月～）
本園は、保育所型認定こども園です。平成27年4月より、子ども・子育て支援新制度が施行され、若葉高津保育園は「より質の高い幼児教育・保育・子育て支援」を提供する施設として「認定こども園」へ移行しました。
認定こども園は直接契約です。お子さまが認定こども園に入園される際には、保護者の方の就労状況などに応じて、八千代市から以下のいずれかの認定を受けていただくことになります。
• 1号認定（教育標準時間）：満3歳～5歳のお子さまが対象で、幼稚園と同じような教育時間でのご利用となります。
• 2号認定（保育標準・短時間）：3歳～5歳のお子さまが対象で、保育園と同じような保育時間でのご利用となります。
• 3号認定（保育標準・短時間）：0歳～2歳のお子さまが対象で、保育園と同じような保育時間でのご利用となります。
なお、2号・3号認定につきましては、待機児童がいる場合、市による利用調整（優先順位に基づく入園の調整）が行われます。また、認定こども園は保護者の方に選んでいただく施設です。園では、お子さまの発達の様子や通園状況、保育方針などについてご理解・ご協力をいただけるかどうかを確認させていただいております。
2. 保育料等
お子さまの年齢やご家庭の状況に応じて、保育料などのご負担が異なります。以下の内容をご確認ください。
【１】基本保育料
（１） 0～2歳児クラス（3号認定）
保育料は、八千代市が定める「保育料基準額表」に基づき、ご家庭の所得やご家族の状況などにより決定されます。
（２） 3～5歳児クラス（1号・2号認定）
令和元年10月から始まった「幼児教育・保育の無償化」により、基本の保育料は無料（0円）となっています。ただし、給食費（おやつを含む）については実費をご負担いただきます。
【２】その他費用
園では、以下の費用を園独自の上乗せ徴収としてお願いしています。
①申込料（入園準備費・手数料）
②入園料（施設整備や園児管理のための費用）
③施設維持費（園舎や設備の維持管理費の一部）
④特別保育料
英語・体育などの外部講師による指導、職員の加配、行事費、保健衛生費、教材・教具費、事務費などに充てられます。
◆お支払い方法
保育料などの費用は、口座振替にて、毎月指定の期日までにお支払いいただきます。
3. 幼保一体化
本園は、「認定こども園教育保育要領」に基づき0歳児から就学前までの一貫した教育保育計画を作成し、それに基づいて保育を行います。3歳以上児は、姉妹園の若葉ナースリ・スクールと合同保育を実施し、共通のカリキュラムを受けます。1号認定、2号認定のどちらの方も保育用品、教材、園服等が必要となります。
保育用品代：8,000~13,000円程度/年（令和７年度実績）
園服一式：36,000円程度（令和7年度実績）
その他： 園外保育代（実費）
観察絵本代（実費/400~450円程度/月）
0～2歳児は、カラー帽子、名札、出席ノート、上履き（2歳児クラス）、保育教材等の個人用品は実費（3,000～4,500円前後）をご負担頂きます。
4. 慣らし保育
🌱慣らし保育のご協力について
お子さまが安心して園生活をスタートできるように、本園では**「慣らし保育」**をお願いしています。これは、長時間の保育に少しずつ慣れていくための大切なステップです。
🧸 0～2歳児クラスのお子さま
個人差はありますが、おおよそ1か月程度の慣らし保育期間を設けています。
• 1週目：母子分離の練習（9時～10時頃まで）
• 2週目：午前中の活動と昼食（9時～12時頃まで）
• 3週目：午睡までの流れ（9時～お昼寝・目覚めまで）
• 4週目以降：園での一日の流れに慣れる（9時～遊び・昼食・午睡・おやつ～16時頃まで）
🎒 3歳以上児クラスのお子さま
お子さまの様子に応じて、2週間程度の慣らし保育をお願いしています。
📌ご注意いただきたいこと
• 慣らし保育の期間は、お子さまの性格や年齢、体調などによって異なります。
• 途中で体調不良などによりお休みされると、慣らし保育が長引いたり、やり直しになることもあります。
• そのため、余裕をもって慣らし保育の期間を確保していただくことをおすすめします。
🕊入園前の慣らし保育も可能です
ご希望の方は、**一時保育（有料・時間預かり）**を利用して、入園前から慣らし保育を始めることもできます。園生活へのスムーズな移行のために、ぜひご活用ください。
【どうして慣らし保育を大切にするのか？】
お子さまにとって新しい環境に慣れるには、時間が必要です。慣れないうちに無理に長時間を過ごすと、不安な気持ちが強くなり、泣き続けてしまったり、食事や睡眠のリズムが乱れてしまうことがあります。ご家庭でも後追いや夜泣きなどが見られる場合があり、心身の負担につながることもあります。
そのため、少しずつ園生活に慣れていくことが、お子さまの心と体の健康を守るうえでとても大切です。安心して過ごせるリズムを整えることは、親御さんが安心してお仕事に向かうためにも欠かせません。
慣らし保育は、余裕をもって期間を確保していただくことで、お子さまが無理なく園に馴染み、笑顔で過ごせるようになります。ご家庭でも新しい生活リズムを少しずつ整えていただきながら、園と一緒に歩んでいただければと思います。
5. 園行事・保護者会
園での保育をより充実させるためには、保護者の皆さまのお力添えが欠かせません。年に数回、保護者の方にご参加いただく行事を予定しております。日程は事前にお知らせいたしますので、可能な限り保護者の方、またはご祖父母様などご家族の方にご参加いただけますようお願いいたします。また、保護者会は全員が会員となり、会費（R7年度実績：年額4,200円）をご負担いただいております。各クラスから役員を選出し、園との連絡調整や子どもたちの保育環境をより良くするための活動を行っています。行事の際には、ご協力をお願いする場合もございます。
こうした取り組みは、お子さまが安心して園生活を送り、より豊かな経験を積むための大切な支えとなります。お忙しいとは存じますが、園とご家庭が一緒に歩むことで、子どもたちの成長をより温かく見守っていければと願っております。
年間行事一覧（保護者の皆さまへ）
お子さまの成長を一緒に見守り、喜び合う大切な機会です。事前に日程をご案内します。
園の年間行事
| 行事 | 対象・時期 |
|---|---|
| 保育参観 | 4～5歳児 |
| 個別懇談 | 年2回程度 |
| 運動会 ☆ナースリ合同 | 10月第2土曜日（雨天順延）／3歳以上児 |
| お遊戯会 ☆ナースリ合同 | 12月第2土曜日／3歳以上児 |
| 卒園式 ☆ナースリ合同 | 3月下旬／5歳児 |
補足事項
土曜日の行事には、後日代休日を設けます。
年長児は、卒園式以降は就学準備期間として家庭保育にご協力をお願いします。
感染症対策のため、行事内容・日程が変更となる場合があります。最新情報は配布物・連絡アプリでご確認ください。
6. 体調不良・病気の時
本園には看護師が常勤しており、園児全体の健康管理を行っています。ただし、病児保育は行っておりませんので、発熱・嘔吐・下痢など体調不良の際には園でのお預かりができません。
その場合はご家庭での看護をお願いしておりますが、やむを得ず難しい場合には、あらかじめ祖父母様やご友人、病後児保育（くまさん保育室）、ファミリーサポート、ベビーシッターなどのサポート体制を準備していただけると安心です。
また、発熱や嘔吐・下痢などの症状があった際には、必ず医療機関を受診し、体調が回復した後も24時間はご家庭で様子を見ていただくことをお願いしています。持病のあるお子さまについては、事前に園医へご相談いただき、必要に応じて受診できるようご準備ください。
さらに、感染症の拡大防止のため、園児やご家族の日々の体調確認をお願いしております。風邪症状や体調不良が見られる場合には、登園を控えていただきますようご協力をお願いいたします。
7. 育児休業中の保育について
2号・3号保育認定は、就労などにより保育を必要とする場合に受けられる認定です。
育児休業の期間は、お子さまとじっくり向き合い、成長を見守ることができる大切で貴重な時間でもあります。
そのため、0～2歳児（3号認定）につきましては、市内で待機児が出ている状況もあり、原則として一旦退園をお願いしております。
ただし、育児休業中も園の子育て支援事業（ベビーナースリルーム、あそびのひろば、2歳児プレクラス、一時保育など）をご利用いただけますので、家庭保育とあわせてご活用ください。
3歳以上（2号認定）の場合は、1号教育認定への切り替え、または若葉ナースリ・スクール（同敷地内に併設されている幼稚園型認定こども園）への転園をご検討いただくようお願いしています。
なお、出産後にお子さまの体調がすぐれない場合や、お母さまの体調が十分に回復せず家庭での保育が難しい場合など、特別なご事情がある際には保育を継続できる場合もありますので、遠慮なくご相談ください。
